それから

夫は夫自身で前向きに治療を続けている。


カウンセラーの先生の指示により

スマホのカメラにはロックをかけ、解除パスワードは私が設定。

社用スマホのレンズ部分にシール。

GoPROは私が保管。

他の古いコンデジなどはまとめて売るor廃棄予定。

一眼レフは持ち出し時にすぐに分かるのでそのまま。



スマホのカメラアプリの制限は恐らく大丈夫。暫くしたらパスワード更新しよう。


社用のスマホが少し不安。

剥がせば分かるシールらしいが、何とでもなるではないか。

と、疑う自分にもしんどさを感じる。


あと、スマホのカメラに制限がかかっている事が人にバレたら怪しくないか?

壊れてるとでも言うのか?

まぁ今まで十数年間、盗撮自体を隠し続けれていたのだから何とか切り抜けるのだろうが。




夫は今まで通りの態度だし、私も夫への愛情がなくなることはなかった。


信頼度は下がったままだ。


懸念していたことが少し実現した。


そのことで彼を攻撃するような思いが出てきてしまった。

喧嘩の時や不満が溜まった時

「盗撮してたくせに」と

一瞬頭の中をよぎる。

口には絶対出さないように注意しているが。

思っていたらいつか言ってしまいそうでこわい。

一瞬思って、思い直すことはできても、

出た言葉は無かったことにできない。



夫のことを好きな気持ちと、

好きなのに全幅の信頼を寄せられないというギャップが

とても苦しい。



解決策はないと思うのだが、

せめて感情的に乗り切れるように

夫からの今まで以上の愛情表現が欲しい。


夫いないとさみしいなあ〜 なんて、軽い感じで言っているけど、

図太くあろうと努めているけど、




妻はつらいよ。

(´・ω・`)

夫の愛情で救っておくれ。




注意書き

カウンセリングの内容や改善策などは私の方では書きません。

夫の記事を参考にして下さい。

そう。夫も記事を綴っています。

夫は今のところ、自分の記事が妻に見られていることや、私が書いていることを知らないようです。

知るのはもっと後でいいと思います。

ブログタイトルを初期状態から変更しないのはこのためです。

こちらでは唯々妻の方の気持ちや思いを主観的に書き連ねているだけです。


以上。




追記

8/1 多分見つけたね。夫^^?





私にできることとか

今までに何度か、もうこんなことは止めようと試みたことはあったらしい。

「窃視症」という言葉も夫から聞いた。

「インターネットポルノ依存症」なのかも、とも聞いた。

色々と調べて、それに当てはまることが多かったと言っていた。


私からはあまり調べないようにした。

夫自身で(十分かどうかは分からないが)それについて調べていて、カウンセリングの先生からも直接話を聞くだろうから。


そして何より、私がこれ以上情報を集めようとすると、その過程でしんどくなりそうだからだ。

心と感情の整理がつかなくなるようなことはなるべく回避する。



私にまず出来ることは、

夫がきちんとカウンセリングに通っていることを確かめること、

そして、なるべく夫を避けないようにすることだと思った。



カウンセリングへ通うことを確かめる:

夫にはカウンセリングに行った証拠として、領収書を見せてもらうようにした。

さすがに通うだろうと思ってはいたが、行きづらいのは分かるし、私が少しでも安心したかった。


カウンセリング初日、領収書を見せてもらった。

次回の日程も伝えてくれた。

カウンセラーの先生の印象や、宿題なども話してくれた。


夫を避けない:

盗撮が発覚してつらかった理由は、今まで築いてきた夫との信頼関係が大きく揺らいだ事だった。

一番近いと思っていた人が、とても遠くに感じられて寂しかった。

これからの関係も違ってくるのかな、と悲しくなった。


向こうも妻にバレたことはショックだろう。

気まずい空気の家庭ではストレスもかかるだろう。

余計なストレスが溜まれば再犯するかもしれない。

そんな思いもあったが、それより私が夫をまた信用していきたいと思う気持ちの方が強かった。


なるべく普段通りの会話をしてみた。

夫も、おそらく私の寂しさに気付いているのだろう。避けずに、いつも通りの調子で話してきてくれた。


また関係を築いていけるだろうか。

修復に、今のところ夫は協力的な態度である。

夫の本当の心の方向は分からないが、

私は、今までの関係性以上の強さになれるよう願っている。





原因の憶測、夫との話し合い

夫の盗撮が発覚した夜、話をした。


理由をどうしても聞きたかった。


ネットでの情報収集では、原因の一端に

思春期の家庭環境 や

普段の生活が抑圧されている事

などが挙げられていた。



夫の家庭環境は、素敵としか言いようがない。


聡明で、気配りも気遣いもこの人以上に出来る人はいるのか?と思うほどで、それでいて可愛らしいお母さん。

面白くて、厳しそうだけれど芯が通っていて、器のとても大きいお父さん。

お姉さんたちも、いつも気遣ってくれる優しい人たちだ。


常々、私は彼のご両親は神かな?と思っている。

お義母さんのようになりたい、そう思っている。


そんな素敵な家庭で愛情持って育ってきた夫は、前述のとおり穏やかで楽しくて優しい人である。


原因がそこだとは考えにくい。


では、現在の家庭環境にあるのだろうか。

そこには自信がなかった。


私は頻繁にではないがヒステリックに怒ることもあるし、夫と一緒に暮らし始めてからセックスの頻度が激減した。

別に理由は特になく、いちゃつくだけのことはほぼ毎日しているから不満でもなく、明日でもいいかなと延び延びになっているだけのことだった。


ただそれが原因だと言われれば、疑問には思わない。

確かめたかった。



夫から話を聞くと、それもどうやら違った。


しんどくて夫の顔は見れないまま、いくつか質問した。


いつから?

 →中学生の頃から。

頻度は?年に数回とか?

 →うん。

どうして?

 →あまりハッキリと答えなかったが、どうやらスリル目的の方が近いらしい。

私が同じことされたら、とか考えなかった?

 →考えたことなかった。


中学生から、との答えにうろたえて聞き返してしまった。聞き間違いではなかった。

原因が私であることではなさそうだが…

盗撮歴長すぎない?


今までバレたことなかったの?

 →ない。



終始、ごめん と言っていた。

それは私ではなく今までの被害者たちに言え。


二度としないで、と言うと、

うん。二度とせん。と答えた。


ただ、ここでどれだけ誓おうが、窃視症が治るわけではない。


それでも次しようと思ったときの抑止力になれば、と希望を込めて、

「次、したら、ご両親に相談する」

「あなたがそれをするとき、私もどこかで誰かに同じ事をされていると思え」

この二点を伝えた。



それは病気なんよ。

と伝えると、どうやら知っているようだった。


だが今まで心療内科やカウンセリングに行ったことはないようだった。


行きづらいのも分かるし、不安なのも理解できるが、本気で治す気あんのかコラといらついた。

同時に、"バレたくない"よりも"止めたい"と思っていたことに少しだけほっとした。


夫はその場でカウンセリングの予約を素直に取っていた。

観念したからなのかは分からないが、そういうところがいつも素直である。


翌日の予約が取れた。

盗撮なども取り扱っているカウンセリングルームらしい。


もし、そこが悪質なところで、相談内容をネタに脅されたりしたら、という不安もあった。

だけどまずは行ってみないことには治せない。


もし脅されたら、その時は一緒に自首しようね。

それが妻としての責任なのではないかと思った。

被害者の立場

被害者の人たちに申し訳なかった。


私自身も過去に、他人にスカートの中を覗かれたり、変質者から電話が掛かってきたり、声を掛けられたり、などということが何度かあった。


とても気持ちが悪く、恐怖だった。


本当に怖いのだ。

男性からしたら "覗くだけ" "声を掛けるだけ" かもしれないが、


そのような変質的な行為を平気でする人は何をするか分からない

ターゲットにされている

力では到底かなわない


というように身の危険を感じるのだ。


そうでなくとも、知らないところで盗撮されていた、なんて気持ち悪すぎる。



そしてそれを、この世で一番信用している夫が、結婚前から付き合って十数年一緒にいてなお今でも仲が良いと思っていた彼がやっていた。



被害者の人たちに申し訳ない。

夫の保身(ひいては私の保身)のためにこの事実を露呈することが出来ない。

土下座して謝って周ることができない。

せめてこれ以上被害者を出さないために、夫には治療を受けてもらい二度と同じ事をさせないようにしなければ。



過去、私が変質者に声を掛けられた時などに、夫はとても心配してくれた。


その変質者と同じ事をやっていたのだ。


もし、私が他人や知り合いに夫がやっていたような事をされていたら、許せるのかい?

あなたは、一緒になって怒ってくれるような人だろう?


見つからなければ大丈夫、というような事ではないのだ。

そして、あなたはツメが甘い人だからいつか必ず見つかる。

現に、妻に見つかったではないか。



必ずやめさせてやる。


動揺、情報収集

その場ですぐに夫にLINEした。

一瞬伝えるのを戸惑ったけれど、写真フォルダには別の日に撮影したものもあった。

常習的にしていたのだ。


今 この瞬間にも しているかもしれない、

捕まるかもしれない。


そう思うといてもたってもいられず

「犯罪はやめて下さい」

と送った。


「はい」とだけ返ってきた。


とぼけられるかも、と懸念していたが、認めた。

話が早く進むな、と思うと同時に、認めた事実に悲しくなる。




夜、夫が帰ってくる時間まで、家のことは何も手につかなかった。


ただただネットで情報を漁った。


まずは私自身の心と感情を少しでも整えなければ。夜の話し合いに向けても。


感情的にぶつけて解決するようなことではない。


夫のやっていることは犯罪で、被害者もいて、周りの人をずっと欺いていた

そう考えると涙が止まらなかった。

一刻も早く止めてもらいたかった。



ぼろぼろになりながら、まずは

「夫  盗撮」

で検索してみた。

混乱していて検索ワードがよく分からない。


でも同じ境遇の人は出てきた。

知恵袋や心療内科?カウンセリング等のサイトをざっと読んだ。



最初は自分のためのカウンセリングを探していた。抱えきれないと思ったからだ。

ただ、色んなサイトを見るうち、私ではなく夫にこそカウンセリングが必要なのだと理解した。


参考になった情報は以下の点。


1.盗撮は治療が必要なもので病気だということ

2.自分の意志ではやめられないこと

3.家族としては、ネットなどで盗撮について調べ過ぎないこと(不安が増大するので)



この情報を得て納得した部分があった。


夫は、人当たりも良く、他人の事を人一倍思いやれて、気遣いのできるとても優しい人であるのだ。

妻としての贔屓目なしにしても、会った人から好かれるタイプで、「育ちが良い」とはこういう人なんだと思う。


思いやりもあり理性が働かないような人ではないのに、なぜ自分の欲求を優先させ犯罪行為に走っているのか。

普通に疑問だった。



依存症のようになって自分一人では止められないところまできているのではないだろうか?







見つけてしまった

夫が盗撮行為をしていた。


発見したのは 夫が以前使用していたスマホからだ。


下取りに出せないスマホだったから自宅共有用として置いていた。


データは全部削除したと聞いていたのに、写真アプリにデータがあった。


マイフォトストリームで現在使用中のスマホの写真が同期されているようだった。



写真は電車内のようだった。

間違えてカメラが起動したのかなと思った。

違った。

スカートの中が写っていた。

エロ画像をダウンロードしてきたのかなと思った。

違った。

夫が写っていた…。



血の気が引いた。


平然と隣にいる女の知り合いと会話している夫の顔。

いつもの私の好きな笑顔のままだった。

その笑顔のまましている行為は私の知らない夫だった。



頭が真っ白になった。